真夏の風景


実家のベランダは命の息吹であふれている。

もはやジャングルのよう。


わたしが枯らしてしまいそうにしていたガジュマルの木も、母の元で大きく成長していた。

こんなに立派な葉をつけて・・・母の不思議な力にびっくりする。

植物を愛し、植物に愛され、心を込めて世話をする。

人と人とのつながりにも通じるものを感じる。

母のその姿勢に、胸を打たれることもしばしば。

この帰省で改めてその思いを強くした。

実家のベランダで育つ植物諸君、君たちは幸せものだぞ。




明け方4時くらい。

開け放した窓からまぶしいオレンジの光。

起きないわけにいかない。

衝動に駆られて、デジカメ片手に窓辺にたった。

素晴らしい朝焼け。


船がゆっくり水面を進む。

こんな朝焼けが見られて、幸せーと感じた一日のはじまり。