『愛してる、愛してない』

先週の今日、これを観に行っていた。



日本公開初日。


ものすごい行列に度肝を抜かれつつ(ヒョンビンパワー恐るべし)、いそいそと列の最後尾に並ぶ。
列の至るところでは、母よりも年齢が上であろうと思われるマダムたちが近況報告タイムを満喫中。


明らかにわたしと回りのテンションが違いすぎて、居心地の悪さが否めなかったので、ヘッドフォンで外界をシャットアウトし、映画に思いを馳せる。

あの小説の空気感をどんな風に映像化してくれたんだろう。
わくわく。



雨の音、
ヒョンビンとイム・スジョン、ふたりの表情と雰囲気が、フィルムを作り上げる。
多くを見せず語らず、静寂でもって観客に想像をかきたてさせる。


一見穏やかな映画に思えるけれど、実はどんなサスペンスよりも張り詰めた空気を湛えている映画だと思った。


雨のにおい、コーヒーがおちる音、湯気の湿り気。


五感も鋭くなって、映画館をあとにした。


たぶん、いや絶対、また観に行く。


・・・わたしもヒョンビン好きだけど・・・
わたしの後ろに座った、明らかにヒョンビン目当てのマダム、
映画の真っ最中に大あくびをするのは、、、いかがなものかと思うよ。

夏風邪先取り

喉が痛い・・・咳が止まらない・・・熱っぽい・・・
関節ギシギシ。。。


夏風邪(?!)先取りです。


来月から始まる新しい生活に備えて、早めに治さなきゃってことで
病院に駆け込む。


待つこと1時間半・・・ひょえーーー。
待つだけで熱上がりそう。


処方されたお薬をしっかり飲んで、ひたすら休養。
寝て、寝て、寝まくる!
枕元にはハニーレモンとヒョンビンパッケージのひげ茶。


完璧。


明日は部屋の壁にペンキを塗るんだ!
気分転換するんだ!
だから今日中に熱には下がってもらいます。


痛いの痛いの飛んでいけ〜。

明日から

沖縄旅行に出かけます、2泊3日と短いけれど。


親友に会いにいくのだ。
久々の再会。
もうどれくらい会ってないだろう。
会いたくて、会いたくて、たまらなかった。
狭く深くしか友達を作れないわたしにとって、わたしのことを深く理解して
くれている彼女は、大切すぎて困っちゃうくらいの人。


ここ数年の、無理に無理を重ねて生活していたわたしの肩を、
優しく撫でてくれるはず
きっと。


楽しみすぎて、平常心を保つのが難しい。


♪沖縄旅行のお供BGM♪(予定)
Mr.Children / 「micro」と「macro
OST / 「シークレット・ガーデン
・BIGBANGの曲、数曲
あとは・・・私仕様のプレイリスト。

洗濯物のいいにおい

実家に戻り、2週間が過ぎようとしている。
毎日がとても穏やか。
きちんと眠り、きちんと目覚め、規則正しく生活をして、
少しずつまともな精神を取り戻してきているような、すがすがしい感覚。
涙腺がゆるくなっているのは・・・まだ回復していない。
困ったもんだ。


海が近いだけに、このGWは家の前が大渋滞でとても表に出る気にはなれないけれど、
ベランダでたくさんの洗濯物を干すだけで、なんだかとっても素敵な休日を過ごしている気に
なれるから幸せだ。


こうしてパソコンに向かっているときにも、海風に乗って洗濯物のいいにおいが鼻の先を撫でていく。


はー、本当に幸せだー。


今日はこれからCDジャケットをコラージュして作ろう。
大好きなあのコへのプレゼント。

身も心も、お引越し

夢いっぱいで飛び込んだ新天地。
ちょうど去年の今頃だったな、最小限の荷物とは比べ物にならないくらいの希望を抱えて。
見るもの・触れるもの・感じる空気や音、全てがきらきらしていた。
辛いことも、苦しいことも、この仕事に関わることなら全て受け入れられた。
(結果、ちょっと心をすり減らしてしまったけれど。)


幸せだった。


一年は長いようだけど、あっという間に過ぎていき。
そして、あっという間だけど、その間に抗えない事情にぶつかり、
どうしようもなくなることがあるということを、身をもって知った。


人は一人で生きているんじゃないんだよー。


そんなことを思いながら荷物をまとめ、心の整理をした。


きっぱり、すっきり、新しい道に進もう。


ありがとう、この一年!

サムスン

今更ながら『私の名前はキム・サムスン』にはまる。


サムスンの前向きな姿とか、汚い言葉を使うけれど内心はとっても乙女なところとか、
共感できる部分が多数。
そこまで感情むき出しにできないよー、その言葉汚すぎるだろーって部分もあるけれど。


サントラ好きの私としては、この作品のサントラの秀逸さにも脱帽。
一枚でこれだけちゃんと作品の音楽を網羅したものってあったかしら?って思うほど。


いろんなことが、ガシガシと動き始めている今の私にとって、サムスンの物語は心強い。


気分をちょっと変えたい時にはこの本を。

キム・ソナが案内する「私の名前はキム・サムスン」

キム・ソナが案内する「私の名前はキム・サムスン」

予想以上に面白い。


そして、現在兵役に就いているヒョンビン
この頃の姿も本当に素敵。
疲れ果てた心と身体を横たえるとき、ヒョンビンの姿は癒しになる。

昔の彼がヒョンビンにちょっと似ていることに気づき、苦笑した。

ボヘミアン

いつだったか、結構昔にある人から「君はボヘミアンだよね」って言われたことがあった。


ボヘミアン。ジプシー。
彼には私が定住せず、さすらうように生きているように見えたらしい。


確かに、どこか一所に定住することを求めてはいない。
楽しそうだな、面白そうだな、行くっきゃないよね。
そう感じたら即行動。
お金の心配は二の次で・・・(←これはいつも反省事項)


昨年ここに来たときもそんな気分で来た。


けれど、いろんな理由からそれも長くは続かないことになってしまった。
そんな結果になってしまい非常に残念だけど、これ仕方なし。
事情があるのだから仕方なし。
くよくよしててもしょうがなし。
しっかりしろ、自分。


たぶん、ここでの生活は「この期間だけ」と、予め神様が決めていたのかも知れない。
そしてたぶん、次に羽ばたける場所は、ここ以上に重要な意味を持つ場所になるんじゃないかなって
感じている。


振り返らない。


口角上げて、前向きに。


さすらう人生も楽しいもんだ。